忘れ物防止タグの比較

ここ数年、忘れ物タグがたくさん発売になっている
たくさんの製品があるため、どれを買ったら良いのかわからない
とりあえず、有名どころ3製品「tile」「MAMORIO」「TrackR」を購入して、使い勝手を比較してみた

いずれの製品も使い方、仕組みは一緒
タグをスマホとBluetoothで接続し、接続が切れた時点の位置情報を記録する
紛失時には、同じ製品を持った人がタグの近くを通ると検知し、その位置を通知してくれるという仕組みだ
タグ自体にGPSが搭載されているわけではないので、紛失時に正確な位置を把握できるものではない

紛失を防止できるかという点では
MAMORIOは、タグとスマホの接続が切れると通知が来る
tile、TrackRにはその機能はない

紛失し、まだ近くにある場合に発見できるのかという点では、
tile、TrackRには、スマホからタグを鳴らす機能がある
部屋の中などでどこに置いたかわからないときには便利な機能である
MAMORIOにはその機能はない

紛失し、近くにはない場合に発見できるのかという点では、
いずれのタグも、同じ製品を持ったユーザー数が、自身のタグの近くを通ると通知してくれる機能があるので、ユーザー数が多いほど、紛失したタグに遭遇する確率が高くなる
日本国内では、MAMORIOが首都圏の駅や忘れ物センターにタグを検知する機会を設置しているので、誰かが届けてくれたりすると通知されるので、発見の確率は格段に向上する
タグの検知機能は、10m~30m程度であり、人口密集地帯でなければ、発見は期待できないように感じる
ユーザー数はいずれのタグも詳細に開示されていないので、不明だが、tileとTrackRは世界各国で発売されているので、海外での利用も想定できる
日本ではやはりMAMORIOのユーザーが多いと思われる

アプリだが
いずれのタグも定期的にスマホと通信し、その通信した履歴、位置情報が記録されている点は共通している
tileは、最後に検知された場所と「○時間前」というおおよその時間が表示される
MAMORIOとTrackRは、過去6回前後の履歴と位置情報が表示される
最後に検知された場所が重要なので、この点については、いずれのタグも違いはない

結論としては、利用シーンにより

  • 日本国内だけで利用するのであれば、「MAMORIO」
  • 海外での利用も想定するのであれば、「tile」


■ tile
  • ○全世界のユーザー数は、最多?
  • ○今いる場所の近隣のユーザー数がわかる
  • ○スマホからtileを鳴らすことができる
  • ✕アプリの電池消耗が激しい
■ MAMORIO
  • ○日本大手なので、日本でのユーザー数は、最多?
  • ○駅の忘れ物センターなどに探知機がある
  • ✕海外では未知数
■ TrackR
  • ○電池交換ができる
  • ✕ユーザー数が少ない?

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