チェンマイでGCOOに乗る

数年ぶりにチェンマイに1か月滞在しました。
旧市街から5kmほど離れた場所のコンドミニアムに滞在するので、バイクをレンタルしようかと思い、国際免許証を持参しました。
数年ぶりに訪れたチェンマイには、いろいろな移動手段がありました。
配車サービスのBolt、Grab、maxim、レンタル自転車のanywell、レンタルバイクのGOGO、レンタルキックボードのGCOO、空港から市内循環のRTCとHop&Go Chiang Mai

一番使いやすくて便利だったのが、配車サービスのBolt、Grab
バイクタクシーをメインに利用しました。安いし、呼んでもすぐに来ます。タイ語を話すことが出来なくても、挨拶くらい出来るだけでOKなのもうれしい。
コロナ前は、RTCのバスも利用していたのですが、今回は、時刻表があてにならず、一律50Bという料金は、Boltなどのバイクタクシーと比較すると、それほど安くはない。
レンタルバイクのGOGOも良さそうだが、とにかく汚い、あのほこりだらけのヘルメットはかぶりたくない。


ということで、レンタルキックボードのGCOOを利用していました。
アプリをインストールして、キックボードのQRコードを読み込み、返却は道路の邪魔にならないところに駐車して、駐車の写真を登録するだけ。
料金は、基本料金4B~+1分2Bの従量制
返却場所が指定区域内ならどこでもOKというのがうれしい。滞在していたコンドミニアムの周辺道路に駐車して利用していました。

まずアプリをインストール、IOS、Androidの両方に対応、「GCOO」を検索


アプリを立ち上げて、まずは初期登録です。
Log in to rideの右横の「Start」をクリックします。


電話番号、Googleアカウント、Appleアカウントのいずれかで登録が出来ます。
ここでの注意点は、タイの電話番号でアカウントを開設すると、タイバーツでの精算ですが、日本のGoogleアカウント連携で、アカウントを開設すると、アメリカドルでの精算のようです。
これ以降の説明は、タイの電話番号でアカウント開設した場合のものです。















支払い方法を登録します。ここまでは、事前に登録していた方が良いです。
ホーム画面の右上3本の横線をクリックし、「My Info」をクリック、「Wallet」の「Payment Method」にクレジットカードを登録します。

さて、いざ乗車です。
ホーム画面の「Check on Map Find」をクリックすると、現在地の近くで、どこにキックボードがあるか表示されます。



実際に乗車するキックボードを決めたら、ホーム画面の「QRScan Ride」をクリックし、ハンドル中心部のQRコードをスキャンします。




このときに、一番最初は、50Bのチャージが要求されました。アプリにチャージして、そこから都度引き落としになります。
ちなみに、日本のGoogleアカウント連携で開設した場合、5 アメリカドルのチャージが要求されました。50Bと5$とでは、ずいぶんと差がありますよね。
次回以降の利用最低チャージ残高がいくらかは、わかりませんでした。残高22Bでも乗車は出来ましたので、最低チャージ残高が50Bではないようです。

いざ実車です。
前輪のところにある足を収納します。
あとは、片足を本体に乗せ、もう片方の足で地面を蹴ります。
車体が動いたら、右ハンドルにあるスロットルを下に下げると動き出します。
このとき、乗車前にスロットルを下げていると、うまく動きません。
地面を蹴って動いてからスロットルを下げるのかコツ。


動き出せば思った以上にスムーズです。時速は最大20km/h、自転車と同じくらいのスピードです。スロットルで速度の調整は可能。タイは道路に速度抑制の凸があるので、スピードに気をつけて乗りましょう。
前照灯、後尾灯もついています。前照灯は夜間でも前方が充分に確認できるくらいに明るかったです。後尾灯はついていますが、夜間は、自分の存在をアピールできるように反射材を身につけるなどの配慮が必要かなと思いました。

返却は、キックボードを安全な場所に駐車して、アプリで「End」をクリックし、駐車した状態を撮影して終了。
返却場所は、ホーム画面の「Chek on Map Find」で、ホワイト表示になっている区域内の歩道であれば、どこでもOK。歩道上で歩行者の通行の支障にならないように、端に寄せて駐車しましょう。
地図上のグレーの区域に駐車すると、キックボードの回収料金が追加請求されます。実査に駐車禁止区域に駐車しようとすると、アプリで警告が出るようです。





実際の乗車記録で、2.6km、9分です。料金は、基本料4B+従量料金18B=22Bでした。
この区間をBoltのバイクタクシーだと、40B程度です。約半額です。
なお、基本料金は、4回目の乗車時には、10Bになりました。最初の3回だけは安いようです。それでも、Boltのバイクタクシーよりは安く、手軽に利用できる移動手段としては良いサービスだと思います。特に短距離の移動で、バイクタクシーを呼ぶかどうかを悩むような距離の場合には良いと思います。
長距離の移動や、交通量の多い幹線道路での利用はお勧めしませんが、旧市街の観光地を複数箇所巡るときなど、1日60分パック120Bというパック料金もありますので、そのように活用すれば、良い移動手段だと思います。

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